CINNO Researchの2022年4月の月例パネル工場稼働率調査データによると、国内液晶パネル工場の平均稼働率は88.4%で、3月に比べ1.8ポイント低下した。このうち、低世代回線（G4.5～G6）の平均利用率は78.9％で、3月より5.3ポイント低下した。高世代回線（G8～G11）の平均利用率は89.4％で、3月と比べて1.5ポイント低下した。
1.BOE：4月のTFT-LCD生産ラインの平均稼働率は3月とほぼ同じ90％前後で安定していたが、G4.5～G6の低世代ラインの平均稼働率が低下した4月の稼働日が3月より1日少ないため、4月のBOEの総生産面積は前月比3.5％減少した。BOE AMOLEDの稼働率は85％に上昇し、前月比5ポイント減少した。 4月の生産ラインも3月と同様で、依然として低い水準にある。
2.TCL華興：4月のTFT-LCD生産ライン全体の稼働率は90％に低下し、3月から5ポイント低下した。主な理由は、稼働する高世代ラインの数が調整されたことと、武漢t3生産量が減少したためである。華星AMOLED t4生産ラインの4月の稼働率は約40％で、国内AMOLEDパネル工場の平均稼働率をわずかに上回った。
3.HKC：4月のHKC TFT-LCD生産ラインの平均稼働率は89％で、3月に比べて1ポイント近くわずかに減少しました。生産ラインに関しては、HKC綿陽工場の稼働率は比較的低いです。 、稼働中の生産ライン数の調整は大きくはなく、長沙工場の稼働数がわずかに増加しただけです。
投稿時間: 2022 年 7 月 6 日
